ydchkr_ Devised

指標の考察、考案、作成

Relative force smoothing index / 相対力平滑化指標

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Relative force smoothing index

相対力平滑化指標

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



  • 概要

 

基準となる直近の一定期間において終値ベースの変動幅(上昇変動と下落変動)を計り、どちらの勢いが強いのかを判断し、どこで転換するか計測するための指標です。

 

直近n期間の各時点における終値ベースの上昇幅の累計と下落幅の累計を合計し、そのうち上昇幅の累計が全体の何%を占めているのかを計ります。

計算内では変動幅の半値を中心として0~100%の範囲で推移し、上昇局面に入ると数値が半値以上で推移し、下降局面に入ると数値が半値以下で推移します。

上昇幅の半値を超えれば相場は上昇加熱、下落幅の半値以下であれば相場は下落加熱であると判断します。

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

f:id:uaiaa2:20170108182342p:plain





■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

  • 指標のベースとなる基準線(グレーゾーン)

 

終値の変動幅(上昇変動と下落変動)をn期間の終値を加算し割り前日値と当日値に取り込んで値動きを表しています。

 

  • 転換線ヒストラグラム 上昇/下落(青色/赤色)

 

n期間の終値の変動幅(上昇変動と下落変動)が一定値を超えた場合に描写されます。

 

上昇変動(青色)の場合は基準期間の1/3n期間とし、n期間の終値を加算し割り前日値と当日値に取り込んだn期間の終値の変動幅(上昇変動)が一定値を超えた場合に描写されます。

 

下落変動(赤色)の場合は基準期間の1/3n期間とし、n期間の終値を加算し割り前日値と当日値に取り込んだn期間の終値の変動幅(下落変動)が一定値を超えた場合に描写されます。

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

  • トレンド相場とレンジ相場の判断

 

基準線(グレーゾーン)を上回り転換線ヒストグラムが描写される場合トレンド相場と判断することができます。

 

基準線(グレーゾーン)内に転換線ヒストグラムが描写される場合はレンジ相場と判断することができます。

 

  • 売買に対する判断

 

転換線ヒストグラムが描写された場合

 

上昇変動(青色)買い

下落変動(赤色)売り


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■